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欧州地図 2058年  『審判の日』以後、地殻変動の影響でヨーロッパには温暖な気候をあたえていた暖流が失われて、寒流が流れ込むようになっています。
 気象制御装置『カルネアデス』が放出するナノマシンにより、ヨーロッパの気候は、全体としては『審判の日』以前と変わらない状態にまで回復しています。『カルネアデス』の影響圏外に位置するロシア北東部は、すでに氷土に包まれています。
1・旧ドイツ北部地域
■初期勢力:汎ヨーロッパ連邦 ■主要都市:ベルリン・アムステルダム ■市民:450万人
首都ベルリンを擁する連邦の本拠地です。
ベルリンには、汎ヨーロッパ連邦の最高議会、サイバー騎士団の本部、気象制御装置カルネアデスがあり、ここを落とされるとヨーロッパの敗北が決定します。
アムステルダムは、ヨーロッパ圏唯一の常温核融合炉があり、ヨーロッパ圏で使用されるエネルギーの70%を生産する重要都市となっています。

2・旧フランス北部地域
■初期勢力:汎ヨーロッパ連邦 ■主要都市:パリ ■市民:400万人
ヨーロッパ最大の穀倉地帯です。
平野部が多い為、都市の防衛力はかなり低くなっています。
地域としての人口は、ベルリン・アムステルダムの両都市を擁する旧ドイツ北部地域に劣りますが、ヨーロッパ最大の都市パリを擁する人口密集地となっています。

3・旧フランス南部地域
■初期勢力:汎ヨーロッパ連邦 ■主要都市:マルセイユ ■市民:250万人
地中海沿岸の漁業と、平野部の穀物により、フランス北部に次ぐ食料生産地です。
ピレネー山脈という要害に建設された要塞により、高い防衛力を誇っています。
しかし、要塞を突破されれば、その背後には防衛拠点となる場所が少なく、防衛力が一気に低くなります。

4・イベリア半島北部地域
■初期勢力:UME ■主要都市:バルセロナ ■市民:100万人
UME占領地。
つい数年前から汎ヨーロッパ連邦の傘下に収まった地域です。
UMEの占領に対して、果敢なゲリラ活動も行われていますが、多くの市民は支配者が変っただけという認識で平静を保っています。

5・イベリア半島南部地域
■初期勢力:UME ■主要都市:グラナダ ■市民:100万人
UME占領地。
北アフリカのUME軍が最初に占拠した地域です。
連邦によるヨーロッパ圏統一に反対する勢力が強かった事もあり、UME軍に対しては比較的友好的です。
特にグラナダ市には、旧UME地域からの移民が多く住んでいた土地であり、東部方面軍の司令部が置かれています。

6・旧ポーランド地域
■初期勢力:汎ヨーロッパ連邦 ■主要都市:ワルシャワ ■市民:80万人
汎ヨーロッパ連邦最北の地域です。氷河に閉ざされる前のロシア方面から大量の難民が流れ込みましたが、その多くは、大暗黒期を生き延びる事はできませんでした。
その為か、住民の気質は荒い傾向にあります。
食料援助と引き換えに連邦への所属を表面上了承していますが、独立に対する意欲がかなり高い地域です。
なお、ワルシャワ市では、都市の防衛部隊として旧ロシア製のMSが導入されています。

7・旧チェコ地域
■初期勢力:エヴァーグリーン ■主要都市:プラハ ■市民:100万人
エヴァーグリーンのエスパーが集う、プラハ研のある地域です。
エスパーの存在により治安が維持される為、都市の防衛力は、連邦のそれに比べてかなり低くなっています。
プラハ研の周囲は、アオイ・シノハラを始めとするエスパーの力により、審判の日の災害を全く受けていない為、かなり高いTLを維持しています。

8・旧ドイツ南部地域
■初期勢力:汎ヨーロッパ連邦 ■主要都市:ミュンヘン ■市民:20万人
ミュンヘンを中心とする山岳地帯です。人口は少ないですが、中央ヨーロッパ全域に影響力を及ぼす地政学的な要衝です。
ミュンヘン要塞は、連邦の保有するシンクタンクの殆どが配備されるなど、まさに難攻不落となっています。

9・旧イタリア北部地域
■初期勢力:UME ■主要都市:ヴェネチア ■市民:20万人
UME占領地。
水上都市と言われる水の都です。
東西交易の要として発展していましたが、UME軍による奇襲により陥落しました。
現在、UMEの精鋭部隊とサイバー騎士団との戦いが続いていますが、水路で分断された都市部へは互いに大軍を展開する事は出来ず、戦闘は長期化の様相を呈しています。

10・旧イタリア南部地域
■初期勢力:独立地域 ■主要都市:ナポリ ■市民:50万人
マフィア勢力により支配された独立地域です。
UME軍侵攻後も、連邦にもUMEにも組さないという姿勢を崩していません。
防衛力は高くありませんが、住民の士気は高く、占領するのは困難かもしれません。

11・旧ロシア南西部地域
■初期勢力:独立地域 ■主要都市:なし ■市民:5万人
度重なる寒波・冷害により人の住めなくなった地域です。
カルネアデスの影響により季候が安定した為、元の住民を中心に入植が開始されています。

12・旧ウクライナ地域
■初期勢力:エヴァーグリーン ■主要都市:リボフ ■市民:150万人
寒冷化により、壊滅的な打撃を受けた地域ですが、カルネアデスの影響により、ウクライナの穀倉地帯を中心に復興を始めています。
寒冷化していた時期に、この地域の住民は、ブタペスト方面に避難していた住民が過半を占めており、ごく自然にプラハ平和条約機構に所属しました。

13・旧ユーゴ地域
■初期勢力:エヴァーグリーン ■主要都市:ブダペスト ■市民:250万人
プラハ平和条約機構の中心地です。
条約機構に所属している都市間の協議などは、ブタペスト政府が取りまとめています。
現在、西部のUME軍占領地からの難民の流入が大きな問題となっています。

14・旧ロシア南東部地域
■初期勢力:独立地域 ■主要都市:なし ■市民:2万人
度重なる寒波・冷害により人の住めなくなった地域です。
カルネアデスの影響により季候が安定した為、元の住民を中心に入植が開始されています。

15・旧ギリシャ地域
■初期勢力:UME ■主要都市:ベオグラード ■市民:100万人
UME占領地。
エーゲ海の魚介類により、豊富な食料を産する独立地域でした。
連邦に対して好意的では無い地域で、プラハ平和条約機構に加盟していた都市も多かったようです。

16・旧トルコ北西部地域
■初期勢力:UME ■主要都市:イスタンブール ■市民:50万人
UME占領地。UME軍が最初に占拠した地域です。
今回の件以前にも、UME地域から散発的に流入する難民の対応に手を焼いており、連邦に対して援助を求めていました。
イスタンブールの奇襲に対しては、連邦騎士団に協力して善戦しましたが、UME軍の数の前に陥落を余儀なくされました。
現状、UME軍に完全に屈した形となっていますが、隙を窺って後方を撹乱しようとする者も少なくないようです。

17・旧イギリス地域
■初期勢力:独立地域 ■主要都市:ロンドン ■市民:不明
圧倒的な量のシンクタンクを擁し、完全中立を保つ孤高の地域です。
これまでの連邦からの協力要請に対しては、完全に黙殺しています(連邦からは調査団が難度か派遣されましたが、イギリスの地を踏んで戻って来た者は一人もいません)。
UME軍の襲撃という全ヨーロッパの危機に際して、サイバー騎士団を中核とする調査団の派遣が検討されています。