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歴史

 サイコマスターズ世界のテクノロジーの進歩は、2043年の[審判の日]によってほぼ止っています。その後テクノロジーは後退こそすれ、現在もほとんど進歩していません。そのため現在使用されているコンピューターや車両などは、2043年までに開発された基礎技術で造られたものか、当時の物をレストアしたものが中心となっています。

(1)テクノロジーレベル(テック)
 セフィロト近辺では各地域のテクノロジーに大きな差がありますので、それを明確にする為に以下の「テクノロジーレベル(テックorTL)」で表します。テックはS〜Fの7段階で表現されており、下記のような状態を現しています。

[S〜A]
 「審判の日」以前の先端技術です。重力制御・クローン・疑似超能力・人間型シンクタンク・常温核融合エンジン・超能力工学等の研究が盛んに行われていました。現在はその殆どが失われています。
 セフィロト内では、このレベルの技術を使用した機械装置が見つかる事があります。
 また、セフィロト内を彷徨うタクトニム達は、明らかにこのレベルの技術で生産されています。

[B]
 「審判の日」以前に普及していた技術です。サイバー技術・レーザー兵器・高周波振動武器・コンピューターなどが含まれます。
 セフィロトに出入りしているマフィア組織の中には、このレベルの技術と設備を保有する組織もあります。また、個人でこのレベルの技術が使える機械工もいます。
 なお、闇サイバー医師のほとんどがこの技術を使えます。

[C]
 20世紀末期の民間レベル技術にかなり類似した技術レベルです。特殊なセンサー機器を持っていないMSなども含まれます。力がある離村には一部この域に達しているところもあります。
 セフィロトでは、普通に扱われている技術です。機械工は全員このレベルの技術が使えます。
 セフィロトに近い、大型離村のマナウスにはこのレベルの技術と設備があります。

[D]
 20世紀中期(第2次世界大戦)頃の技術レベルです。「テックC」との大きな違いは、コンピューター制御されているか否かで、大きな離村のほとんどがこの技術を有しています。

[E]
 20世紀初頭の技術レベルです。たいしたことはできませんが、現在の技術の原形が揃っています。テックと呼べる最低限度のことを行うことができます。多くの離村がこのテックとなっています。

[F]
 テクノロジーに頼らずに生きていく、そんな地域がこのテックレベルです。「鍛冶屋はいるがドライバーは無い」といった会話がここでは当り前のことになっています。

(2)エネルギー
 審判の日以前に、世界のエネルギーは電力と水素燃料(HF)に切り替わりました。今では、ガソリンやジェット燃料などは、ほとんど使われていません。

 審判の日以降の南米では、熱核融合発電や火力発電などは、技術者が居なくなってしまった事と、燃料が手に入らなくなっている事から行われなくなりました。
 今、南米に残っているのは、太陽光発電や風力発電などの自然の力を利用した物だけとなっています。
 もっとも、それらもそう多く残ってはおらず、エネルギーは常に不足している傾向にあります。その為、一般の人々は、豊富な森林資源を利用して薪などを良く利用しています。
 セフィロトの中では常温核融合炉が現在も稼働しており、全フロアに電力を供給しています。
 もちろん、都市マルクトに住む人々も、その恩恵を受けています。
 電力を元に水素燃料も生成されている為、マルクトに住む人々は基本的にエネルギーには困らない幸福な生活を送れています。
 また、これらマルクトで得られるエネルギーは、近隣の離村や都市に輸出されています。